男性の薄毛の原因は大きく分けて3つあります。
遺伝的要因、ストレス性要因、不衛生による薄毛。
では、その3つの特徴と対策はどういったものがあるのでしょうか?
一番多い!遺伝的脱毛
遺伝的脱毛は文字通り家計や血縁に薄毛の男性がいて、それを遺伝子が引き継ぐことによって薄毛になります。
残念ながら遺伝的な要因による薄毛には根本的な治療、対策はないのが現状です。
しかし近年の研究開発によって「髪を生やす」といったアプローチが可能な成分が増えています。
大きく注目される成分は2つあり、FGF7とVEFGと呼ばれる因子です。
FGF7は発毛因子として注目され、VEFGは毛細血管を増殖させることで発毛を促します。
これらの成分が入っている育毛剤は遺伝的脱毛にも効果があると言われています。
ストレス性脱毛のメカニズムは!?
ストレス性脱毛のメカニズムは過度のストレスによって血管が収縮し血液量不足により頭皮機能が低下することによって起きます。
頭皮機能が低下するとベタつきやフケ、かゆみや炎症などの頭皮の不調が慢性化して、新しく生えてくる髪の毛が産毛化していきます。
対策としてはストレスの原因を取り除くことが一番ですが、仕事のストレスなど、中々難しいのが現状です。
そういう場合はまずは頭皮機能を正常化してあげましょう。
頭皮をしっかりと清潔に保ち、お風呂でしっかりお湯に浸かって体の血行を促進してあげることと、気持ちを落ち着けることが効果的です。
清く正しく美しく!いつもきれいに保ちましょう!
洗浄不足になると単純に毛穴が詰まり、炎症を起こしてしまいます。
また、過酸化脂質と呼ばれる頭皮のギトギトや臭いの原因も蓄積されてしまいます。
頭皮が炎症を起こすと「炎症因子」と呼ばれる物質が集まり、髪にハリやコシを持たせる「KAP5」と呼ばれる因子の働きを抑制してしまいます。
そうなると結果的に髪は痩せ細り、髪の密度が低下して全体的に薄毛になってしまいます。
対策としては毎日しっかりシャンプーをすることと、シャンプーのゆすぎをしっかりしましょう。
フサフサ的まとめ
男性型脱毛の大きな要因は以上の3つが多く挙げられます。
特に衛生的要因の脱毛やストレスに起因する脱毛は近年多くなってきています。
そして両方とも直接的要因になるのが過酸化脂質と呼ばれる汚れ。
最近ではウィークリーシャンプーや美容院でのヘッドスパなどで、過酸化脂質を落として頭皮を清潔に保つことに注目されてきています。
一番大切なのは自分で毎日しているシャンプーがいかにきちんとできているかです。
面倒くさがらずしっかりと地肌を洗い、すすぎをしっかりとする。
毎日の「シャン活」を一度見直してみてはいかがでしょうか?