プロペシアの初期脱毛は本当にある?症状・特徴は?気になる副作用とタブー

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プロペシアは最近では進行形の薄毛症状である、AGA治療に効果のある飲み薬として市民権を得てきました。
その一方で薄毛男性にはなんとも恐ろしい報告がネット上で話題になっています。
それは、飲み始めて数週間に起こる抜け毛、通称「初期脱毛」と呼ばれるものです。

プロペシアはAGAに効果のある治療薬なのに、なぜ髪が抜けるの?と不安ですよね。
果たして初期脱毛とは何なのでしょうか?
プロペシアの飲み始めに起こる抜け毛について調べてみました!
さらに、使用に関しての絶対的なタブーもご紹介しますので参考にしてみてください。

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プロペシアで性欲が衰えてしまう??

プロペシアをネットで調べていると多く目にする副作用・報告があります。
一つは性欲減退と勃起障害です。
AGAとは男性ホルモンであるテストステロンが5αリダクターゼと結合してDHTという物質が形成されるところから始まります。
DHTが毛乳頭を刺激してしまい、ヘアサイクルを乱してしまい薄毛を進行させてしまうのです。
つまり、悪玉化した男性ホルモンがAGAの原因というわけですね。
プロペシアはDHTの産生を抑える効果があり、男性型薄毛に効果があります。
ヘアサイクルをもとに戻す作用があるわけですが、なぜ性欲減退とつながるのでしょう?
端的に言えば、悪玉とはいえ男性ホルモンを抑える効果があるわけで、そのために勃起障害などが起こりえるということです。
とはいえ、プロペシアを服用しても性欲減退の可能性は1%以下であり、ほとんど気にする必要はないと言われています。

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プロペシアで毛が抜ける?初期脱毛って何?

薄毛男性にとってある意味一番恐ろしい報告が初期脱毛と呼ばれる副作用的なもの。
プロペシアについて語る個人サイトのほとんどで「数週間後に一気に抜け毛が増えた」という報告があります。
初期脱毛とは読んで字のごとく、服用を始めたら髪がガンガン抜け始めた、というもの。
という想像するだけで、薄毛男性にとっては震えあがるほど恐ろしい報告ですよね。

プロペシア初期脱毛の症状の特徴

人間は基本的には10~12万本髪の毛が生えており、それが5年で生まれ変わると言われます。
つまり、単純計算で位置日70~100本のくらいの毛が生え変わっている計算になります。
正常なヘアサイクルが行われていれば、それくらい抜けてもまったく問題はありません。

一方で、初期脱毛の場合は髪が抜ける本数は一日に300本とも500本とも言われます。
そしてさらに恐ろしいのは服用をやめた場合、抜けた毛はもう元に戻らないのだとか…。

抜け毛を止めたくてプロペシアを服用したのに抜け毛を加速させてしまう、とは本当に恐ろしいような気がしてしまいますね。

初期脱毛はなぜ起こるの?医学的見解とは?

では、この初期脱毛という症状はどうして起こるのでしょうか?
実は、このとんでもない副作用的症状は、医学的に明確な事実はわかっていません。
ですが、どうやら「ヘアサイクル」と関係しているのではないか、と指摘されています。

単なるタイミングの問題

人の髪には「成長期」「退行期」「休止期」の3つのステップがあります。
成長して、抜けて、毛根が休憩して、また生えて成長する…それを繰り返すのがヘアサイクルです。
プロペシアによる初期脱毛はたまたま退行期ないし休止期の髪に影響されて起こるものではないかという話があります。
退行・休止というのは、髪が抜けるタイミングですよね。
成長期でないのであれば、初期脱毛というのは実はあまり気にする必要がないものなのかもしれません。
だって、元々抜け落ちるべき古い髪なのですから!

初期脱毛が多い人ほどプロペシアは効果あり?

実は、プロペシア服用後に初期脱毛がはっきり感じられると、AGA治療の効果があらわれやすいと言われています。
「髪が抜けるのに効果があるってどういうこと?」と不思議に思いますよね。
実はこんな理由があるのです。

古い髪の毛は邪魔者?

プロペシアはヘアサイクルを正常にする効果があります。
服用前までに生えていた髪は、いわば異常なサイクルによって生み出されたものです。
細く短く産毛化した弱々しい毛髪なんですね。
そうした毛はある意味で邪魔者となります。
初期脱毛とは、プロペシアによってヘアサイクルが正常化する中で、古く悪い毛髪を排除する現象とも考えられます。

毛母細胞の活性化

プロペシアを服用することでDHTからの邪魔がなくなり、毛母細胞は活性化します。
眠っていた髪の毛が一気に成長期に向けて元気になっていくんですね。
すると新たに髪が成長し、古い毛はそれに押し出されていきます。
つまり、プロペシアの初期脱毛とは毛母細胞が活性化することで、健康な髪へと脱皮していく…というイメージになるのでしょう。
そう考えると初期脱毛とはある意味で、薄毛を改善するための準備段階である、とも言えるわけです。
プロペシア服用後に大量の抜け毛が…と心配するのではなく、体が薄毛に対抗するための狼煙をあげたということです。
初期脱毛を気にしすぎるのではなく、抜け毛によって健康な髪が生まれるのだとむしろ期待して良いのではないでしょうか。

その他の薬・育毛剤でも初期脱毛がある?

初期脱毛というと、プロペシアの大きな弊害として扱われるケースが多いです。
しかし実際のところは、毛母細胞を活性化させる薬や育毛剤であれば、起こりえるものとされています。
先述の通り、毛根が活性化すると古い毛を押し出して、新たに健康な髪が成長し始めます。
つまり、初期脱毛とはある意味でムダな毛髪を排除して、太くたくましい毛を生やす前段階なんですね。

毛母細胞が一気に活性化されることで起きるわけですから、プロペシア以外の薬や育毛剤でも初期脱毛は起こりえます。
事実、医学的に薄毛に効果があるとされる、ミノキシジルでも初期の脱毛は報告されています。
使用後に初期脱毛が起こるのは、何もプロペシアだけの特徴というわけではないのです。
その点からも、服用後の脱毛に不安を感じる必要はないといえるでしょう。

プロペシアのタブーとは?

初期脱毛について理解したところで、プロペシアのタブーについてもちょっと触れておきましょう。
AGA治療における最右翼のプロペシアですが、実は絶対に行ってはいけないタブーが一つあります。
それは女性の服用や触れてしまうことです。
特に妊婦さんは絶対に飲んだり触ったりしてはいけないと言われています。

胎児に影響がある

プロペシアにはフィナステリドという成分が含まれています。
脱毛因子のジヒドロテストステロン(DHT)を抑える働きがあり、AGAによる薄毛を改善してくれるのです。
実はこのDHTは胎児の性器の成長に欠かせないホルモンでもあります。
妊娠中にプロペシアなど、フィナステリドを含む薬を飲んでしまうとどうなるのか…。
なんと、生まれてくる赤ちゃんの性器に何かしらの影響を与えてしまうのです。
ですから、妊婦さんにはプロペシアを置かない・触れさせない・飲ませないことを徹底しましょう。
何か影響があってからでは遅いですからね。

閉経後の女性ならば大丈夫?

では、閉経後の女性の方はどうなのでしょうか?
閉経後は妊娠などの可能性はなくなるので実際の影響はないのかもしれません。
それでもプロペシアが処方されることは、まずありません。
なぜなら、プロペシアによる薄毛改善の効果が女性は確認できていないからです。
女性の場合は、発毛効果があるミノキシジルを使用することが一番効果的でしょう。

フサフサ的まとめ

プロペシアだけでなく、薄毛に効果的なお薬や育毛剤は色々とあります。
何を使用するにしても、多少の副作用のようなものはあるものです。
病院で処方してもらう場合にはしっかりと話を聞き、疑問を残さないように質問しておきましょう。
正しい使い方と知識があれば、プロペシアの初期脱毛を恐れる必要はありません!
むしろ、古い毛よさようなら!新しい髪の毛こんにちは!と清々しい気持ちになれるはずですよ♪

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