突然ですが、AGA男性型脱毛には「最近薄くなってきたな」と主観的に薄毛を認識するパターンと「最近この人薄くなってきたな」と客観的に薄毛を認識するパターンの違いがわかりますか？
答えは生え際から薄毛が進行しているパターンと頭頂部から薄毛が進行しているパターンです。
特に前者は自分が鏡に立つ度に分かるものなので気になりますよね。
では、AGA治療薬は薄毛のタイプによって向いているものなどはあるのでしょうか？
今回は、日本で唯一発毛効果が認められている「リアップ」を例に「薄毛タイプと発毛効果の違い」について考えていきます。
ミノキシジルはM字ハゲと河童ハゲ、どっちが効きやすいのか、それとも変わらないのか見ていきましょう！
薄毛対策の目次
リアップに「日本で唯一発毛効果」がある理由
『日本で唯一、発毛効果が認められているのはリアップだけ』
というキャッチフレーズでお馴染みのリアップ。
「日本で唯一」には理由がある！
なぜ「日本で唯一」という枕詞をここまで力強く言い切ることができるのでしょうか？
その理由はリアップに含まれている「ミノキシジル」にあります。
プロペシアと同じく、医学的に認められた発毛効果
ミノキシジルは日本皮膚科学会の「AGA診療ガイドライン」にてA評価をウケている成分です。
A評価とは「薄毛治療での使用を強く勧められる」というもの。
ミノキシジルはAGAの原因であるDHTを抑える働きを持つ「フィナステリド（プロペシア錠など）」と同等の評価がされています。
リアップには医学的に効果が認められている成分が含まれているわけですね。
ドラッグストアで買える強い味方
市販の育毛剤でこのミノキシジルが含まれているのはリアップのみとなります。
ドラッグストアに行けばたくさんの育毛剤や発毛薬がありますが、そのどれにもミノキシジルは含まれていません。
だからリアップは「日本で唯一発毛効果が認められている」と強気のキャッチフレーズがついているんですね。
リアップのミノキシジルにはどういう効果がある？
リアップには医学的に発毛効果が認められているミノキシジルが含まれています。
では、具体的に頭皮や毛髪にどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか？
高血圧用のお薬だった？
ミノキシジルとは本来、高血圧患者の血圧を下げる降圧剤として開発されました。
ですが、服用している人たちの副作用として「発毛効果」が見られるようになり、育毛剤として研究・開発されていったのです。
そして1980年代にアメリカで「ロゲイン」という脱毛症治療薬が販売されました。
日本では1999年に「リアップ」が大正製薬から発売され、その後2005年に「リアップレディ」2009年にミノキシジル5％配合の「リアップX5」が発売されています。
血流がこれでもか！とアップする！！
ミノキシジルには血管を拡張して血行促進する効果があります。
頭皮の血流がアップすることで、毛根に栄養が行き渡りやすくなり発毛が促されます。
また、血管新生効果＝毛細血管を増やす効果があることもわかっています。
リアップを頭に塗りこみ続ければ、頭皮にはたくさんの血液が流れ込むということですね。
太くたくましい毛が育つ！
毛母細胞の活性化作用もミノキシジルにはあります。
毛根が活性化されれば発毛が促進されるのは当然ですよね。
さらに、イキイキとした細胞により「太くたくましい毛」が生えやすくなります。
毛母細胞が活性化し、健康的な毛髪を育てやすくなる、ミノキシジルにはそういう効果があるのです。
リアップに含まれるミノキシジル以外の成分は？
リアップに含まれるミノキシジルには医学的に認められた発毛効果があります。
さらに、リアップシリーズにはミノキシジル以外の頭皮環境や発毛に良い成分が含まれているようです。
発毛・育毛に良い成分が入っていた！
たとえばリアッププラスには以下の成分が入っています。
ミノキシジル…血行促進、血管新生、毛母細胞活性化の効果で発毛の主役となる。
パントテニールエチルエーテル…毛髪への栄養補給、炎症抑制、フケ・痒みの軽減、保湿などの効果。
トコフェロール酢酸エステル…炎症抑制、過酸化脂質の産生抑制（ニオイ軽減）などの効果。
I－メントール…炎症や痒みの抑制、使用後のさっぱり感アップの効果。
ミノキシジルはもちろんですが、他の成分も育毛・発毛に良い効果が期待できるものばかりです。
頭皮環境を整えたり、ニオイの軽減や清涼感まで与えてくれるのは嬉しいですよね。
AGAを始めとした薄毛で悩む人にとっては、効果も見込めて使い心地も良いように配慮されているのがわかります。
リアップはどっちのタイプに効く？？
AGAは「生え際」と「頭頂部」が薄毛になりやすいという特徴があります。
ミノキシジルはどちらのタイプに効きやすい、ということはあるのでしょうか？
河童ハゲに効きやすい？
ミノキシジルは血管新生効果など、血行促進による発毛効果があります。
そういったことから、「頭頂部薄毛」のタイプに特に効きやすいという考え方ができます。
頭頂部には血管が集中している
そもそも、頭部の血管というのは首から後頭部、そして頭頂部に集中しています。
太い血管が多く流れているのは頭の天辺というわけですね。
ですから、頭頂部の方が毛細血管も増えやすく、血流もアップしやすいのです。
そういう意味では、リアップは頭の天辺が薄い河童薄毛の人に効果が出やすいという考え方もできるでしょう。
じゃあ生え際からくるタイプはどうすれば良いの？？
では、生え際が薄い人にはミノキシジルが効かないのでしょうか？
使用者のデータによると、リアップの改善効果が以下のようにでています。
- 48パーセントが改善
- 50パーセントは現状維持
つまり、薄毛で悩む98％の人は、ミノキシジル配合のリアップの効果を感じているのです。
やっぱりM字ハゲはダメ？そんなことない！
では残り2％はどうなのか…「もしかして生え際タイプなのでは？」と不安に思うかもしれませんね。
ですがもちろん、そんなことはありません。
このデータでの2％の人たちは「前頭部・頭頂部」といった区分けはされていません。
また、どちらの方がより効果が高い・低いといった言及もなされていません。
なので、M字ハゲとか前が薄いからといって、2％の改善効果なしに該当するというわけではないのです。
前頭部であっても血管は通っていますから、ミノキシジルの血管新生効果を得ることはできるでしょう。
生え際に塗布する際には注意が必要
ただ、生え際は塗布剤が汗などで流れやすいという欠点もあります。
そういった面から考えると、若干ではありますが頭頂部よりも効果を感じにくい可能性はあるでしょう。
前も天辺もしっかりと効きます
基本的には、ミノキシジル配合のリアップを使用すれば発毛は促進されます。
前頭部・頭頂部といった部位の違いによる、効果の差異はそれほどありません。
個人差もありますし、まずは気長に半年ほど実践することが大切です。
フサフサ的まとめ
リアップの効果や配合されている成分、そして薄毛のタイプ別の効果についてご紹介しました。
色々と書いていきましたが、AGAを始めとした「薄毛対策」にはやはりミノキシジルはとても効果があるものです。
リアップには男性用と女性用がありますので、男女それぞれの薄毛に対応できます。
育毛剤に迷ったら、まずは使用を検討してみてはいかがでしょうか！
