昔から「ハゲ対策」と言われれば真っ先に連想されてきたカツラ。
時代は変わった今でも薄毛対策の一つとして君臨し続けています。
では最近のカツラ事情は一体どのようなものなのでしょうか?
今回はカツラのメリットとデメリットについて探ってみます。
薄毛対策の目次
フルオーダーカツラのデメリットは何?
最近ではテレビのCMでもよく目にする機会が増えたカツラ。
近年ではウィッグと呼ばれ、だいぶ浸透してきました。
お手軽にワンタッチで装着できるポイントウィッグやしっかり装着するフルウィッグまで、様々な種類があります。
自然な仕上がりにできる
特にオーダーメイドタイプは自分のお好みの長さや髪の色、頭の形や大きさに合わせてフルオーダーすることができ、とても自然な仕上がりになります。
また、フルウィッグは抗がん剤の副作用による全頭脱毛患者の方の利用も多くなっています。
今では美容師さんも勉強会を行うほどです。
フルオーダーは高い
しかし、一番のデメリットはその費用。
オーダーメードのフルウィッグはなんと50万円以上するものがほとんどでやはりなかなか簡単に手が出る値段ではありません。
そこで人気なのはオーダーメイドタイプではないフルウィッグ。
こちらは最安値では7万円とまだ比較的手が出やすい値段になっています。
ポイントウィッグのデメリットって?
フルウィッグに比べて近年人気なのがポイントウィッグ。
特に女性の方で頭頂部の薄毛が気になる方に人気を博しています。
その圧倒的な人気の秘訣はお求めやすい価格帯とワンタッチで簡単に装着できる手軽さにあります。
メリットやデメリットがある
また、フォンテーヌなどの専用サロンに行かずとも街の美容室でも委託販売されていることが多くなっています。
目にする場所が増えたことも人気が高まっている理由の一つでしょう。
しかし、求めやすくなった反面、量産型のデメリットとして長さや色などのデザインが固定されていることが挙げられます。
カラーリングはできない
特にカラーリングは施すことができないのでポイントウィッグに合わせて自分のヘアカラーを合わせなくてはいけない上に、全く同じ色に合わせるのは至難の技。
結局買ったはいいけど使用しないまま、なんて方も多いのが現状です。
ポイントウィッグを考える場合は一度行きつけの美容師さんにご相談してみてはいかがでしょうか?
カツラ・ウィッグが持つ頭皮へのデメリットとは?
フルオーダーやポイントウィッグは自分に合わせて使うことが大切です。
費用や利用シーンが自分に合うのであれば、薄毛対策として十分な役割を持ちます。
見た目もそうですが、何より精神的なコンプレックスを解消できることが大きなメリットですね。
頭皮環境が悪くなりやすい?
しかし、カツラやウィッグには大きなデメリットもあります。
それは頭皮環境の悪化です。
カツラを装着している部分は蒸れやすいですし、血流が悪くなることもあり得ます。
頭皮環境が悪化することで、薄毛をより進行させやすくなることもあるでしょう。
頭皮を休ませてあげることが大切
カツラやウィッグを着ける場合には、頭皮環境への気配りが大切になります。
適度に外して風通しを良くしたり、こまめに湿気を逃がすようにしましょう。
就寝前にはしっかりと頭皮マッサージをして、血行を良くしてあげてください。
また、カツラ・ウィッグの種類によっては、通気性に配慮されたモデルもあります。
費用面では若干高くなりますが、将来的な薄毛対策には多少の出費も必要です。
フサフサ的まとめ
フルウィッグもポイントウィッグもそれぞれメリットデメリットがあり、すべてを解決してくれるものは無いのが現状です。
しかし、フルウィッグもポイントウィッグも両方に共通して言えることがあります。
それは、着けると気分が若々しくなったり、自分に自信が持てるなど、前向きな意見をよく耳にします。
髪が薄くなってうつむくなら、ウィッグを着て新しい自分で楽しい毎日を過ごしませんか?
薄毛の悩みにウィッグやカツラを着ける、それもまた立派な対策の一つといえます。